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タクシーの横の人

今日タクシーに乗ったらとても雰囲気の柔らかい感じの運転手さんだった。
私は運転手さんに『この仕事好きじゃなくても良いけど背中に死神がついているみたいに暗いですよ』と言った。運転手さん怒るどころか『見えますか?』
やっぱりこの人別なことを考えて今の空間過ごしていると思った。
本当なら『ふざけないでくださいよ、死神なんて縁起でもない』というはずなのに見えるんですか。そう私は霊能力者ではないから見えない。
でも人生の楽しさや頑張りや次への期待がないとすべてが『どよん』としている感じに見えるんです。
私は酔っ払っています、でもあなたに命預けているから、私の思った感覚を言った。
『たとえ近い距離だって今の私の命をあなたに託している感覚の私の身になってください。』
だからこの空間がどんなに大切だか。

『運転手さんが世間を嫌いになろうが、この先をどうしようかより私は私のためとそして今あなたに私は身をまかしている状態だから私はあなたに言いたい。
運転手さんはとっても大切な人の命を守っている素晴らしい仕事をしているんですよ。
そして辛いのはあなただけじゃない』と言葉にした。

決して乱暴な運転や理不尽な会話なんてしていないしさっきまで一緒に乗っていた人との会話を素直に聞いている。
仕事もまじめなんだけど、後姿に『矢』が刺さってる感じがした。

今その運転手さんが『こんなにずばっと言われたのに素直に聞いちゃいました』と言ってくれた。。
人は素直だから本心を見抜かれたくないけど時にそんな人に出会うと、こんな人なら喋ってみようかなと思ったのかもしれません。
運転手さんは最後は笑顔になって『ありがとうございました』と爽やかだった。

でも本当にその人の背中に死神なんてついていなかったのに、その運転手さんが私が降りる時に改めて問いかけた。
『その死神というのなんで見えるんですか?』って言ったから、私は感覚ですよって言ったら、助手席に座っている人が

『あなたも無理しないで』と言った。
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