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痛みのデュエットはないのか?

今私は痛い所がいくつかある

還暦過ぎればあっちこっち小さな故障が目立ち始めるのもしょうがない

去年から色々な事を患った

数年前から頭の上にしこりが出来ていた。

それは痛みはなかったけど

剣道の師匠でもある医師に稽古の時見てもらった

「良性の腫瘍ですね」

素人には腫瘍と聞いただけでちょっと驚きもありますが

専門家は大したことがないから重大までわかるみたいで

「悪性にならないけど、大きくなることはありますよ、大きく気になる前に取ってしまった方がいいかも」

といって紹介状を書いてくれた。

本当に簡単な手術で取れてすっきり。

でも、まだいろいろと

変な言い方だけどちょっとづつ痛いのは慣れてきてあたりまえにもなってきた

でも、我慢も超えたのが左腕から首、背中のしびれと痛み

一か月前に寝違えたのか、コロナで運動不足なのかわからないが左肩、腕にかなりか痛みが始まった

その系の痛みは今までも何度も経験しているのでそのうちに治ると思っていたけど、なかなか収まらなかったので整骨院に行ってみた

平らなベットにまず寝られない。

中華鍋のような背中?

頭をつけると腰が上がり、腰を付けると頭が上がる。

人間シーソー

「ずいぶん背中が丸くて、筋が固いですね」

そう私は姿勢大切な剣道をしているけど、背中が丸いんです。

「枕高くないですか?」

やっぱり

寝てテレビを見る時間が多くなり枕結構重ねてみていた

数か月じわじわ丸い背中に追い風のように・・・・・

今痛みがあってよかったかも、ここまま続けていたら

ダンゴムシのようにぐるっとなったかも

「枕なしで仰向けで寝てみてください」

私は即答で

「できません」

でしょうねと整骨の先生

「これから枕なしでも寝られるようにやっていきましょう」

心の中で

「そんな大それた野望より、今痛いのを和らぐやつ、お願い」

でも、私の枕無し仰向けプロジェクトは始まった。

少しづつ剣道も始まったので相まって動くようになってきた

少し楽したいと思うけど、やはり日々少しきついと感じる運動が体調維持だと感じましたね

また、歯の治療とメンテナンスで今日歯医者へ

椅子に座り

倒しますよ、と言われる

いつも思うのは

椅子固いんですよね、献血の時の椅子みたい柔らかいのにしてほしいと思いながら

じんわりと平らになっていく

今日は「あ」と声が出た

以前治療中「痛かったら右手上げてくださいね」と言われたことがあり

痛かったので私右手少し上げたら

「痛いですか?少し願してください」

じゃ、はじめから我慢しろってだろうと感じた以来

私はよほどではないと右手は上げないことにした

今日は後半は神経の治療なので痛いのは覚悟の上。

でも、前半は歯のクリーニング

歯のクリーニングは痛いわけがないが、私は右手を上げた

「しみました?痛いですか?」

看護婦さんの手が止まる

なんとかごまかそうかと思ったけど痛い

「すみません、背中が痛い」

看護婦さん????

腕と背中のことを告げて納得してもらった

そして再開にあたり小さな枕をもってきてくれたり、椅子の倒す角度を調整してくれたりと余計な手間をかけてしまった

どんな角度にしても背中は痛いんだから私が何とか耐えられる場所を探してとりあえず終わった。

ふぅ~~~~

これは落語で言えば、まだ枕、これから本番だ

たえられるか?

医師が来て歯のこと説明

痛みの説明もあった

痛ければ麻酔をしますとのこと

はじまりはじまり

さっきの歯磨きとは違い、医療器具の音はそれだけで軽い恐怖

背中もいたい

はじめは背中の痛みが勝っていた、でも真髄に達すると

神経に触ったのか痛みの電気が走った

「ああ」

と声にすると

「やはりいたいですね、麻酔しましょう」

痛みが背中マックスだったのに、歯の痛みで背中の痛み忘れた

痛みにデュエットはないのか?

麻酔が効くと歯の周りはボワッとしてきた

そうすると背中の痛みがじんわりとよみがえる。

そして終了

店にもどり椅子に座ると、ほっとした

痛みが混ぜこぜになった脳みそが休んでいる

眠くなった

わが身をもって感じた

同時に痛みは脳は感じない、強い方を優先する

痛みにデュエットはないかも?

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