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心から打たれる稽古

最近つくづく体力と熱意の低下を感じます。
昔から剣道の稽古は好きではなかったのですが、還暦を迎えてからなおさら稽古が辛いです。
勘違いしてほしくないのは私は剣道は好きです。

私が今指導している内容は独特だと思います。
こんな稽古で結果出るの?
試合には勝てないと思いますが、審査では合格できる。
それを信じてくれている人は合格しています。

信じてくれてくれたから私はその人に合格の祈りを強く念じます。
私には念じの力あると感じています。
同じ感覚をもった人と話したとき
「嫌いな人には使わないように」といわれました。
はい、人の成長を妨げることほど愚かなことは無いですからね。

私は今はかかわった人の審査合格を一番に考えてます。

いかに体を疲れさせないで、普段の生活に支障を致さないように、それでいながら自分の心を磨く、目標は合格。

稽古をたくさんするのは良いことです。

でも、なぜやりたいかと思うか?

それは楽しいからですよね。

剣道は格技です。

相手を打ったらまぐれ当たりでも、嬉しいものです。

私は剣道を記録的なことと考えています。
結果にはプロセスとイメージ

打つ前にどんなことをしっかり考えたか、その事柄をチェックしてから打てたか、ちなみに私は打つ前に少なくても10以上はチェックします。

10といっても3秒もかかりません。
稽古で大切に思っていること

打つなら残心をしっかりする
剣先に心がこもっているか
左足のかかとに意識
左手の柄頭
肩に力みをなくす

まだありまずかこんなことを私は常に考えて竹刀を振ってるから疲れちゃうんです。
だから楽しめないし、面白くないんです。

結果的に言うと稽古嫌い。

でも、唯一稽古が楽しいと思うのは上段の相手です。

たぶん上段と二刀の人と稽古できるなら、週5でも稽古したいです。

特に上段はいいですよね、構えているときに相手と竹刀が交わらない。

見えないところで、心と理合と攻めの攻防が繰り広げられている。

見えているものは嘘です。
いかに見えていない、現れていない心を感じ取れるのが面白いと私は思っています。

でも、こんなことをいつも考えて稽古しているので疲れるというか、へんな言い方ですが仕事的です。

若いときを思い出すと、勝つことが一番のときは稽古を我武者羅にやりました。

今は体をいたわり、相手の心を合わせること、そして色々なこと試す。

また、ビデオを見て分析している時間が好きです。

この攻めは相手に動影響力があるのか?

将棋なら詰め将棋を一人でしている感じですかね。

それは全ての人には通じないこともわかっています。

また新しい技を考えました。

そして今の理想は、稽古で相手が本心で私の面を打った!
と思える瞬間を目指しています。

打たせた?
じゃなく、打たれたと私自身も思える稽古

打たせたは相手に失礼です

心から打たれる稽古

権田を打った!

そんな技を打たれたくて努力します。

打つことより、打たれることは難しい

本心です
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